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外国人の方が考える最低賃金

最低賃金

最低賃金は日本人、外国人、雇用形態を問わず適用されます。

この最低賃金は都道府県によって差があるのは知っていると思います。

令和4年度の北海道の最低賃金は920円、東京都は1,072円です。

その差は152円です。一日8時間働くと1,216円の差があります。

さらに1か月20日間働くと24,320円の差です。

日本人でしたら、都道府県によって、家賃などの物価の違いがあるから、差があるのは仕方がないと思っている人が多いと思います。

ですが、外国人の方はそうとは限りません。

「同じ日本で働いているのに、差があるのは不公平」と感じる人も少なくありません。

最低賃金以上の賃金を払えば、この不公平感は問題ありませんが、簡単に実行できないのが会社の実状だと思います。

地方で外国人の方を雇用する場合には、この最低賃金についても、検討する必要があると思います。

今後予想される都市部一極集中

外国人の方が都市部に一極集中しないためには、最低賃金が低くても、物価などを考慮すると、残るお金には、あまり差がないことや、生活環境などの魅力を実例を交えて具体的に外国人の方に説明することが外国人材の採用には重要になってくるとおもいます。また、厚生労働省が行っている「最低賃金引上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援事業」の支援策や、助成金を利用することも一つの方法だと思います。

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