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助成金申請に必要な4つの書類

助成金申請に必要な4つの書類

助成金の審査は、書類審査です。申請する助成金によって、申請書や添付する書類が違います。ここでは、どの助成金申請でも必要になる書類4つについて説明いたします。

①労働条件通知書(雇用契約書)

労働者を雇い入れるときに、賃金や労働時間、契約期間、休日などを書面で労働者に明示するものです。助成金の審査では、勤務条件の確認などに使われます。

②出勤簿(タイムカード)

労働者の入退社時間の記録です。助成金の審査では労働時間の確認などに使われます。

③賃金台帳

労働日数や労働時間数、支払われた賃金の額等を記録したものです。助成金では、賃金の支払い内容の確認などに使われます。

未払い残業や、最低賃金割れ、36協定に記載されている残業時間を超えている場合は、助成金が不支給になることもあります。

④就業規則

事業主と労働者のルールを定めたものです。労働基準法では10人以上の事業場に作成義務がありますが、助成金申請では、10人未満の会社でも作成する必要がでてくる場合もあります。助成金申請では、申請に必要な規定が定められているかなどの確認に使われます。

 

このうち、賃金台帳出勤簿法定4帳簿といわれ、労働者名簿年次有給休暇管理簿と共に、労働基準法によって作成と保存が義務付けられています。

最後に

助成金申請をきっかけに、これらの書類や帳簿について、問題がないか社内点検を進めてみてはいかがでしょうか?

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